このなかの「新聞の書評担当者が選ぶ、最高の本のランキング」では『西日本新聞』のランキングで、米田綱路さんの『脱ニッポン記』が選ばれています。
経済至上主義、日米基軸外交――この「神話」が「想像力の欠如」「事勿れ主義」的世論として戦後、国民ひとりひとりの内面に宿ってきたことが、3・11原発震災を契機に顕在化してきました。
本書は、そうした虚構にすぎない「国家の意思」に抗って生きた人々の〈真実の声〉を伝えたものです。本書の詳細は、『脱ニッポン記』(上)(下)をご覧ください。
併せて、『北海道新聞』での姜信子さんの書評もご覧ください。
(小木)