2010年8月3日火曜日

マーシャル諸島ビキニ環礁が世界遺産に

 ユネスコの世界遺産委員会は去る7月31日、マーシャル諸島のビキニ環礁を世界遺産(文化遺産)として登録しました。ビキニ環礁では67回に及ぶ米国の核実験が繰り返され、1954年には近くで調査操業していた静岡県の第五福竜丸が死の灰を浴びています。また、マーシャル諸島はかつて、日本の統治下にありました。
 凱風社では、現在のマーシャル諸島をくまなく紹介した『マーシャル諸島ハンドブック』を出しています。中部太平洋の大海原に浮かぶ小さな環礁国を本格的に紹介した本邦初のガイド書です。
 世界遺産には正と負があります。凱風社が刊行している世界遺産の本を紹介します。



アウシュヴィッツ博物館

北京・故宮博物院